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 大田区長原商店街の一角。
下町の雰囲気が残る通り沿いで、
日々スイーツの研究に勤しむお店。

どこにでもある街の魚屋さんやお肉屋さんのように、
ラボ(厨房)と入り口だけの店構えですが、
製造の様子、素材の話など、お客様と気兼ねなく会話できる空間にしたい。
そんな想いを受けてファサードをデザインしました。

追記:お店パンフレットもデザインしました
もともとはフツーのタイル張りの外壁にメニューが張ってあったお店。
店主の一番の悩みはズバリ「何屋だか分かりにくくて、お客さんが入りにくい」ことでした。
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施工前の写真
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そこで、大きく開いた商品受け渡しカウンター+道路側に看板とファサードで入り口を囲むプランを提案。
工事後の写真がこちら↓
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タイルの外壁に色味をなじませつつも、木とモルタルの質感でグッとお店の顔らしくなりました。
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このデザインの一番の特徴ですが、ファサードが扉の役目も果たします。
お店の特徴が和の食材である糀や米粉であることに着目し、
和服のような重ね折り構造でたためるようになっています。
板張りもヒノキ材とすることで、
ナチュラルテイストの中に少し和の要素を含ませました。
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このファサード構造とした一番の理由は、
客席が設けられないお店でも、買ってすぐ帰るのではなく、多少でも滞在したくなるような雰囲気をつくりたかったから。
そこで着目したのは、店先1.5mくらいまでをお店の架空のスペースとして仕立て上げられないか、ということでした。
前面道路が時間によって歩行者天国になるのもヒントとなりました。
扉をひらく角度によって印象が結構違います。
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ファサード扉には、みなかみ産のナラ材がミニカウンターとしてくっついています。
このカウンタを使い、軽食利用のほかにも四季折々の花や木のおもちゃを飾ったり出来ます。
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スイーツで使うドライ食材を試験管に入れておけば、通りかかった人がふたをあけて香りを楽しみたくなるかなとトライ。
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フロマージュは最高の味!実はファサードのモルタル仕上げ、このフロマージュをイメージしてあります(笑)
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夏にはマンゴープリンが限定商品として登場するので、店頭に琉球音階の木琴を飾りました。沖縄の音と味が楽しめるお店。
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お店のコンセプトも一枚にまとめ、分かりやすいよう展示してみました。
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店名の看板文字はステンレスの切り文字にしましたが、
加工の際にグラデーションをかけてもらってあります。
モルタルの色と木の色と上手くマッチしてます。
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扉受けや建具に至るまで全て木でハンドメイド。
​お菓子屋さんらしい可愛い雰囲気になったかな?

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